腰痛や頭痛などを引き起こす、不調の元凶となるゆがみ。
大人の私達も気になる身体のゆがみですが、
赤ちゃんの身体もゆがみがあるのはご存知でしょうか?
私も 0 歳の子どもを育てる親として気になるものです。
実際、「生後 1 ヶ月の赤ちゃんの身体がゆがんでいた」という実例もあるとのこと。
では、どうしてゆがみが生まれるのか?
調べたことをまとめてみましたのでご覧ください。
※医学的な根拠はありません。調べたことをまとめた記事です。ご了承ください。
ゆがみはなぜ起きる?
大人の身体のゆがみは、姿勢の悪さや癖、ストレス等によるものが多いですが、
赤ちゃんの身体はどのようにしてゆがみが起こるのでしょうか?
①向き癖
もともと、お母さんのお腹の中の赤ちゃんは背骨がC型にカーブしています。
その赤ちゃんが外の世界に出てきた後、仰向けで平らな場所に寝かせられると、背中が無理やり伸ばされ、体がよじれた状態になります。
そうなると、左右のどちらかばかり向いてしまい、向き癖がついてしまいます。
この向き癖が頭のゆがみにつながり、身体全体のゆがみを生むことになるのです。
(※首が座るまでの赤ちゃんは本来仰向けに寝ることはできず、
平らな場所に寝ることは、赤ちゃんにとって不安定な状態なんです!)
また、寝返りの出来ない赤ちゃん(生後~4ヶ月頃まで)は、自力で首を動かすことが難しいので、
・抱っこ
・授乳
・寝かせ方
がいつも同じだと、向き癖がついてしまい、頭蓋骨がとても柔らかいので、簡単に頭のゆがみが出来てしまいます。
②お母さんの骨盤のゆがみ
お母さんの骨盤のゆがみによってもゆがみが生じます。
赤ちゃんが狭い産道を通る時に頭や肩がひっかかり、頚椎(首の骨)がずれることによって、ゆがみが生じることがあります。
その他、出産時に無理な力が加わり、骨格にゆがみを持って生まれる子もいるようです。
③長時間の同じ姿勢
ベビーカー・ハイローチェア・ベビーラックなどで寝かせたり、座らせるなど、長時間同じ姿勢が続くと、身体・頭のゆがみにつながります。
④その他 病気によるもの
〇頭蓋骨縫合早期癒合症(狭頭症)…頭の骨の病気
〇水頭症 …頭の皮膚の静脈や大泉門が膨らみ、頭が大きくなってしまう病気
〇小頭症 …頭蓋が異常に小さい病気
など、病気によって頭のゆがみや変形が出る場合もあります。
※病気が原因の場合、治療が必要になります。
心配な場合はかかりつけの医師に相談しましょう。
ゆがみが起きるとどうなる?
身体や頭にゆがみが起こると、赤ちゃんの身体にはどんなことが起こるでしょうか?
- 身体中が緊張してこわばり、眠れず泣き続ける
- 寝つきが悪くなる
- 寝かせた時に片一方ばかり向く(筋肉(首~背中)の緊張度合いが違うため)
- ミルクが上手く飲めない
- ミルクをよく吐く
- 鼻の詰まりがひどい
- 不機嫌
- お母さんのおっぱいの先が切れる(口を大きく開けられず舌が出にくいため)
- 足の蹴り方に左右差がある(骨盤のゆがみが影響)
- 寝返りの仕方に大きな左右差がある
- 両手足に左右で温度差がある(骨盤のゆがみによって血流に違いがあるため)
- 将来、姿勢が悪くなる可能性がある(頭の形のいびつさにより、重心の位置がずれるため)→ 姿勢の悪さから、将来頭痛・肩こりや腰痛を引き起こす原因に!
(その他、多数の影響があるようです!!)
このように、赤ちゃんの身体のゆがみは現在の赤ちゃんの不調以外にも、将来の健康にも影響してくるようです。早い時期からの対策の必要性が感じられますね。
まとめ
様々な原因で赤ちゃんの身体にゆがみが起きるようです。
そのゆがみによって、
・赤ちゃんがぐずる
・夜泣きをする
などなど、必死で訴えているようです。
親としては早くに手を打ちたい思いでいっぱいになりますね。
病気でゆがみが出る場合もあるようなので、心配な場合は病院の先生に相談しましょう。